2020年1月2日木曜日

巨石の多い自然

古座川の一枚岩を見に行った
田辺から紀勢道を通って周参見まで行き、そこから国道42号線を南に下り串本の手前で山に入る。
これはその昔紀伊半島に超巨大なカルデラができた時の外輪が残った物。
紀南はあちらこちらの山の上に巨石突き出しているところがある。
同じ頃にできたものらしい。
またカルデラというと、阿蘇を思い描く人が多いと思う。
巨大な外輪山の内側に高原がずっと広がっているやつね。
でも、和歌山のカルデラはそうはならなかった。
カルデラができて陥没したところに、土地が隆起してきて、1000m級の山々が幾重にもニョキニョキ生えて来た。 そうして出来たのが今の紀伊山地。
1000mの山というと、大して高くないじゃないか、って思うかも。
だけど、それが、紀伊山地の場合はどこまでも延々と続いているものだから、なかなか険しい。 果無(はてなし)山脈という地名もあるくらい。
何せ日本最大の半島が、そんななので秘境というにふさわしいところなのだ。

道の駅でカルデラドーナツを食べる
一枚岩まできたらちょっと足を伸ばして、滝の拝に向かう
ここも奇岩の景勝地。シルト岩という、砂岩の一種で、川の流れに囚われた小石が岩を穿って丸い穴ぼこを沢山作ってこうなった
古座川は鮎の取れる綺麗な清流として有名で、何度もNHKで取り上げられている
この滝の拝も度々紹介されている
この滝を何と鮎が飛び上がりながら昇っていくのだ
この辺では餌をつけなくても針だけで釣れる。
重りでトントンとたたくと鮎が喰らい付いて引っかかる。
鮎は喧嘩っ早い魚なのだ。
古座は串本に近い
ここまで来たからに橋杭岩も見なくては。そういえば、ブラタモリでも紹介されてたっけ。ほんと、和歌山は岩ばっかりだなぁ。


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