日本のようにさしの入った肉は売っていない、みんな見事な赤身だし、そもそも薄切りの肉がないのだから、すき焼きやしゃぶしゃぶを作るのは至難のわざ。
今日はちょっとそれに挑戦してみた。
チーズフォンデュというのは聞いたことがあるだろうが、もう一つオイルフォンデュというのがある、こちらではチャイニーズフォンデュとも呼ばれている。
オリーブオイルを深い鍋に入れて加熱し、そこへ薄切りの肉を串に刺して入れ、火を通してから食べるという至ってシンプルな料理だ。 (なんでチャイニーズなのかは知らないが)。 家庭でも手軽に出来るようにこれが冷凍食品のコーナーで肉だけ売っている。 それを代用した。 椎茸は日本の大体1/4位のミニチュアサイズ、また同じくミニチュアの白菜を買ってきて、関西風に砂糖、酒、醤油で煮てみた。 結果は、、、 うーん、やっぱりいまいちだ。 肉は薄いと言っても繊維が確りしていてとてもかみ応えがあり、すき焼きという感じではない。
あぁ、舌に載せた途端にとろけるようなあの今半のすき焼きのすばらしさを思うと、これはすでにすき焼きではない。 たぶんもうやらないと思う。
ところで、豆腐なのだが、実はこちらでも作られている。
写真の豆腐は、Migrosで買ったもの。 豆の味がちゃんとするのだが、半端無く堅い。
食感はカテージチーズの固まりという感じで、水分が非常にすくなく、煮ても煮崩れない。
とろけるような食感もない。
日本食ブームだと思い、少し期待していたのだが、これも日本の豆腐ではない。
半丁くらいの大きさで、1個250gとかなり重たいし、3フランくらい。
これで引っぱたかれると気絶するかも。
肉と同じで、こっちではあまりふにゃふにゃな食べ物は人気がないのかなぁ。
汁もあんまり吸わないようなので、薄く切って、ステーキかなんかにすればいいかもしれない。
他に、森永が海外向けで作っている紙パックの豆腐もあるのだが、バーゼルではベトナム人がやっている食材店にしかなく、それがまたぼったくりの5フラン(1丁450円)もする。
ヨーロッパ製の豆腐は、口に合わないことがわかったので、一遍これを味見してみようと思う。 ちなみにイギリスや、ドイツの通販サイトだと、この半分くらいの値段で買えるらしい。
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