毎年この時期バーゼルではいくつもの美術展が開かれる。
市内にある10カ所の会場で、主に現代アートの展示会が有名なひとから、まだ駆け出しの無名の人まで、出展する。
掘り出し物を探しに、有名人もやってくるそうで、先年はブラッドピットも来てたとか。
知人の誘いで、そのうちの一つ、まだ駆け出しの人たちの作品を展示しているという
LISTE 15を見に行った。
もとは、ビール工場だった建物が、今ではアーティストのアトリエになっていて、毎年この時期はアート展のためにアトリエを空けるのだそうだ。
美術はよく分からないのだが、へんてこりんでおもしろい(funny and interesting)ものを見るのは大好きだ。
中には、料理の盛りつけに使う紙製の中敷きをただ壁に貼り付けただけのものとか、床を這い回る男の映像をただ流し続ける部屋とか、まったく訳がわからないのもあった。
これは、ベルトコンベヤなのだが、天井の漏斗のようなところからコインが降ってきて、窓の外へはき出す様になっている。
作者らしい人の話を横で聞いていたが、「資本主義社会を表したもの」ということらしい。
窓の外では、子供たちが待ち構えていて、落ちてくるコインを集めていた。LOL
会場の屋上には展望タワーがあって、ワインを飲みながら、バーゼル市内が見渡せた。
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