2011年4月27日水曜日

2011.4.22-25 ロンドン その2

次に訪れたのはロンドン塔。 入場料はガイドブック付きで24.79ポンド。
Yeomanという近衛兵の格好をしたガイドが案内してくれるが、訛りがきついので上級者向きかも知れない。
もともと11世紀にイギリスを征服したウイリアム王が建てた要塞兼、居城で、当時としてはタワーを連ねたような建築はとても珍しかったのだそうだ。
最初の造営から400年くらいの間に増築を繰り返し、造幣所や天文台としても使われたが、一番有名たらしめているのは、政敵や、反逆者を捕らえておく監獄、処刑場としても使われたことだろう。 
夫のヘンリー8世に殺されたアン王女の亡霊がさまよっているという話は有名だ。 権力者というのは地位と我が身を守るためには、どんなことでもするのだということがよく分かる場所だ。
イギリス人がよくbloodyという形容詞を何にでもつけたがるのは、これと何か関係があるのだろうか?
現在は、王室の宝物を保管している重要な場所(戴冠式や、国会の開会式で女王が被る王冠もここに保管されている)であり、また戦争博物館や王室所有の教会がある。
地下鉄タワーヒル駅を降りるとすぐにロンドン塔への入り口が

Traitor's Gate
政治犯は船でここに着いたという

名前の由来でもあるTower
要するにこういう円形の塔を結ぶように建物が造られている
入場料にはガイドツアーも含まれる
Yeoman(近衛兵)の格好をしたおじさん(手前)が
Bloodyな話をユーモアたっぷりに話してくれるぞ
前方に見える建物はその名もBloody Tower
その前に並んでいる人たちの先には拷問部屋がある

元々居城部分だったところは今は武具などの
展示コーナーになっている。 
日本から送られた甲冑など世界中の武具もあった。
それしてもこれ、大事な処だというのはわかるが、、
ちょっと卑猥な感じもする

外観

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