最初に訪れたのは国会議事堂。 15ポンドで英語のガイド付きツアーに参加。 (1ポンドは現在TTSで135円位)
空港の様にセキュリティーチェックがあり、顔写真の付いたVisitor Passをもらう。
BBCの中継やネットで、Question Timeをよくみるが、実際に議場を見た印象はとにかく狭い。 ガイドさんの話では、議員全員が座るスペースがなく、一部の議員はいつも立っているのだそうだ。 日本人の感覚ではちょっとありえない。 あと、エリザベス女王は国会のオープニングには毎回やってきてスピーチをする。 その際の控えの間や、スピーチをするHouse of Lords(貴族院)にある玉座をみたけれど、ビロードがすり切れていて本当にここに座るのかしらと思った。
イギリスの議会民主主義は日本を始め多くの国の手本になっているけれど、始まってしばらくの間は、国王が勝手に議会を開き、自分の都合の良いように国会を動かしていた時期もあって、いわゆるHouse of Commons(庶民院)と国王の間の緊張関係というか駆け引きが長い間続き、その伝統が今でも引き継がれている。 古いしきたりをずっと守っているのがイギリスらしいのか。 テレビの中継だと一見ののしりあいにしか見えないQuestion Timeも、そういう話を聞いたあとだと、もっと楽しめるようになりそうだ。
映画「シャーロックホームズ」でホームズが川に飛び込むのはこのあたりだったろうか? |
ウエストミンスターホール 一番古くから残っている部分14世紀からそのままの姿 ガイドツアーがスタートする場所。 議会の前身がおかれたのもここだったとのこと。 また、裁判が行われていたこともある。 写真撮影が許されるのはここまで。 |
中庭からビッグベンをのぞむ |
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