バーゼルに来たのは去年の3月末。
早いもので丸一年が過ぎた。
4月16,17日、2回目のバーゼルの囲碁トーナメントに参加した。
今年は絶不調で全敗。
以前は勝てていた格下の相手にも、負けた。
韓国人の先生(元院生)と話していて、やはり力以前に気持ち的に負けていると感じた。
碁は大体1時間以上かかるゲームなので、途中で色々まずい手を打ったり窮地に陥ることが多いのだけどそのたびに動揺していまいつい気持ちの余裕がなくなる。
余裕がなくなると、見えるはずの手が見えなくなる。
またミスをやるの繰り返しで、結局大差が付いてしまう。
詰め碁とかあまりやってないので読む力が付いていないのもあるけれど、今回のはそれ以前の問題だ。
そして今日、毎週月曜日の対局。 昨日の反省で最初から攻めに徹した。
序盤、相手がおかしな手を打ってくれたので、それを間髪入れずに咎めると思いの外稼げた。
その後、例によって、絶体絶命のピンチになったのが、コウを仕掛けてこれも勝ちきり、最終的には快勝することができた。
長い間勝てなかった相手なので、余計にうれしい。
やっぱり勝負事というのは、必死さが大事なのだと改めて感じる。
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