2011年2月12日土曜日

2011.2.11 一歩も引いてはいけない

外相会談で日本の領土だと主張を貫いたのは当たり前だが、北方領土で経済協力が可能か検討する云々は実に余計なことだった。 あれさえなければ、よっぽっどよかったのにと思う。 検討する必要なんかどこにあるのか。 

韓国や中国が北方領土に入ってくると乗り遅れる危険があるなどいう理屈も見るが、これも情けない見識だ。 石油が出ようが、観光地になろうが、もともと日本の領土なのだということが分からないのだろうか。
こういう人は、隣のうちの人が、自宅の庭に勝手にテントを張ってバーベキューを始めたら、「美味しそうですね、私も一緒にまぜてください」っていうのだろうか。

毎日新聞の社説は、次のように締めくくっているがこれなども、不明の典型だと思う。 

会談では、資源・エネルギーなど広く経済分野の関係強化についても話し合われた。交流の促進は日本経済、企業の利益にもなる。ロシアへの一方的譲歩とみる のは間違いだろう。「経済外交」は前原外相の看板であり、領土と経済は対露外交の車の両輪だ。とはいえ、経済関係の進展が領土問題の比重低下と国民に受け 取られるようなことがあってはならない。思慮ある対応が必要だ。

いったいどっちなのだと言いたくなる。 論点がぼけすぎだ。 

菅さんの「許し難い暴挙」発言が、ロシア側の態度を硬化させたとか、不信感を募らせ外相会談に水を差した、などとも、この新聞は書いている。 本当に毎日は国賊ものだ。

ロシアの態度ははじめっからハッキリしている。 北方領土は何があっても絶対に手放さない。 本当は北海道も欲しかったけど、千島列島だけで我慢してやったんだから。 開発を行えば、住み着いた住人たちにもいい顔出来るし、ますます既成事実が積み重なってそのうち日本もあきらめるだろう。 そうだ、いっそのこと日本に金を出させてその金で資源開発やら国土開発をやってしまえば一石二鳥だ。      

ロシアの戦略をよく見極める必要がある、と書いているのもみたが、見極めるもなにも見たまんまである。 ロシアの政治家の言っていることと、やっていることに表裏はない。 交渉の余地などどこにもない。 こんなわかりやすい帝国主義はないのだ。 

私の主張
1.領土の主権はあくまでも主張し、一歩も引かない
2.少なくも北方領土4島を返還するまでは、絶対に平和条約などむすばない
3.北方領土での経済協力、共同開発などもっての他
4.ロシア以外の国とのエネルギー開発の推進
5.普天間基地の移転先は択捉島に LoL

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