2011年6月28日火曜日
2011.6.27 Satoshi on William Tell legend
Satoshi: ".....So the ancestors of the Habsburg abandoned Switzerland and went to the East to raise a much bigger empire..."
A Swiss friend: ".... Aw no, no! Satoshi, that's not the story."
2011年6月7日火曜日
2011.6.6 君が代、日の丸、堕落論
私は、日の丸は国旗、君が代は国歌ということを完全に受け入れている人である。
こういう時の右翼達の反応は面白い。 狼狽しながらも都合のよい解釈を付け加える。
つまり、自主的に掲揚し、斉唱するべきであるという意味だろう、というわけだ。
しかし今上天皇は常日頃から言語明瞭な方なので、言葉通り強制はいけないという意味だと私は思う。
戦後半年ほどたった頃に坂口安吾が書いた堕落論。
その中で天皇制について書いた部分がある。
天皇は殆どの歴史において、祭り上げられ利用される存在であり、
権力者や政治家達は、天皇の前にぬかずくことにより、自らその権威を利用する。
天皇を利用して、お家騒動の処理をやり、息子は父を追い落とし、弟は兄をやりこめる、、云々。
天皇が大好きなはずの連中が、実際には天皇本人のお気持ちなどほったらかしして好き勝手なことをやる。
最高裁の判決も、大阪の条例も天皇自身のお気持ちにそうものでは決してないように思えるのだ。
靖国神社に対する昭和天皇の手記が見つかったときも、天皇は天皇のお考えがあるのでコメントしないと答えた右翼がいた。 米長も園遊会のあと同じように言っている。「陛下のお言葉に一市民である私はコメントすることはできません」 なんと都合のいい話か!
一つだけハッキリ言えるのは、日の丸、君が代を軍国主義を結びつける人には、強制はますますその考えを裏付ける役割しか果たさないということだ。
スポーツの観戦で、君が代斉唱の際にはちゃんと起立するし、歌いもする。
法律でそうなっているのだし、疑問の余地はない。
先の戦争、軍国主義、天皇制と結びつけて反対の理由とする人たちの気持ちは分からないでもないが、そうした一面性は確かにあっても、だからといって否定するような合理性はないと思っている。
戦争の総括をちゃんとした国、ドイツでも国歌は変えていないし、立憲君主制のイギリスでもGod save the Queenと歌っている。
君が代、日の丸のなにが悪い、と正直そう思っている。
法律でそうなっているのだし、疑問の余地はない。
先の戦争、軍国主義、天皇制と結びつけて反対の理由とする人たちの気持ちは分からないでもないが、そうした一面性は確かにあっても、だからといって否定するような合理性はないと思っている。
戦争の総括をちゃんとした国、ドイツでも国歌は変えていないし、立憲君主制のイギリスでもGod save the Queenと歌っている。
君が代、日の丸のなにが悪い、と正直そう思っている。
ただ、強制をするということについては、非常な抵抗を感じるのだ。
一つは天皇陛下のお言葉がある。
2004年の園遊会を中継で私は見ていた。
当時東京都教育委員だった米長邦夫が調子に乗って、
「日本中の学校で国旗を掲げ国歌を斉唱させるのが私の仕事であります。頑張 っております」といったところ、
天皇陛下から強制でないことが望ましいと、ハッキリ言われてしまったのだ。
一つは天皇陛下のお言葉がある。
2004年の園遊会を中継で私は見ていた。
当時東京都教育委員だった米長邦夫が調子に乗って、
「日本中の学校で国旗を掲げ国歌を斉唱させるのが私の仕事であります。頑張 っております」といったところ、
天皇陛下から強制でないことが望ましいと、ハッキリ言われてしまったのだ。
こういう時の右翼達の反応は面白い。 狼狽しながらも都合のよい解釈を付け加える。
つまり、自主的に掲揚し、斉唱するべきであるという意味だろう、というわけだ。
しかし今上天皇は常日頃から言語明瞭な方なので、言葉通り強制はいけないという意味だと私は思う。
戦後半年ほどたった頃に坂口安吾が書いた堕落論。
その中で天皇制について書いた部分がある。
天皇は殆どの歴史において、祭り上げられ利用される存在であり、
権力者や政治家達は、天皇の前にぬかずくことにより、自らその権威を利用する。
天皇を利用して、お家騒動の処理をやり、息子は父を追い落とし、弟は兄をやりこめる、、云々。
天皇が大好きなはずの連中が、実際には天皇本人のお気持ちなどほったらかしして好き勝手なことをやる。
最高裁の判決も、大阪の条例も天皇自身のお気持ちにそうものでは決してないように思えるのだ。
靖国神社に対する昭和天皇の手記が見つかったときも、天皇は天皇のお考えがあるのでコメントしないと答えた右翼がいた。 米長も園遊会のあと同じように言っている。「陛下のお言葉に一市民である私はコメントすることはできません」 なんと都合のいい話か!
一つだけハッキリ言えるのは、日の丸、君が代を軍国主義を結びつける人には、強制はますますその考えを裏付ける役割しか果たさないということだ。
2011.6.6 結果に注目
話の筋が見えないときは、結果をよく見た方がいい。
今回は原発問題が大きなテーマなので、菅さんがやめさせられたあと、どのような政権が出来ようが、
菅さんが言った発送電の分離の問題がどういう扱いになるのか注意してみるべきだと思う。 要するに菅さんがやめて一番得したのは誰かということだ。
大義もなしに首相を辞めさせるのだから、なにかあるに違いない。
今回は原発問題が大きなテーマなので、菅さんがやめさせられたあと、どのような政権が出来ようが、
菅さんが言った発送電の分離の問題がどういう扱いになるのか注意してみるべきだと思う。 要するに菅さんがやめて一番得したのは誰かということだ。
大義もなしに首相を辞めさせるのだから、なにかあるに違いない。
2011年6月3日金曜日
2011.6.2 日本の悲哀
まったく訳が分からない。
復興の道筋もまだ見つからないときに政争に明け暮れる政治家達を見ていると、日本の不幸はやはり政治だと思える。
管総理の退陣を求めての不信任決議は誠に小手先のテクニックで簡単に否決された。
この結末もまた茶番だけれど、そもそも不信任決議をこの時期に出すこと自体がまったく常軌を逸した行動だった。
未曾有の危機に対する対応は、おそらく誰が政権を担当していようが大変な仕事だ。 菅さんの対応を批判するのはとてもたやすいが、では他の誰なら、また自民党の政権だったら違っていたかというと私は全くそうは思えない。 今までだって、色んな災害があったけれど、歴代政権がうまく対応してほめられたという話はついぞ聞いたことがない。 ゴルフをやってたとか、妾と温泉にいたとか言う話はよく覚えているが。
能力を問題にするなら、じゃぁ誰ならましな仕事ができるのか、またどのように違う政策、施策をやるのか、そんな議論は殆ど説明しないで、ただやめろと要求するだけでは説得力はない。 復興には党派を超えた協力が必要だからと、入閣を打診されたときにも、谷垣さんは断っている。 興味があるのは政局だけ、復興ではないのは明らかだ。 もし不信任が通ったら谷垣さんはどうするつもりだったのか、なにも考えてなかったのではないか?
結局は、ただ政治を混乱させただけの茶番劇だった。
もっと馬鹿馬鹿しいのは、自民党が小沢さんら造反組と政界再編、大連立の交渉をしていたということで、これこそ開いた口がふさがらない。 政治家というのはこうも節操がないものか。 国難を利用して政権を取り戻そうとしたところが、逆に大きな墓穴を掘ったのではないかと私は思う。 選挙も政権交代もしなくていいから、谷垣さんは責任を取って自民党総裁を辞任するべきではないか。
復興の道筋もまだ見つからないときに政争に明け暮れる政治家達を見ていると、日本の不幸はやはり政治だと思える。
管総理の退陣を求めての不信任決議は誠に小手先のテクニックで簡単に否決された。
この結末もまた茶番だけれど、そもそも不信任決議をこの時期に出すこと自体がまったく常軌を逸した行動だった。
未曾有の危機に対する対応は、おそらく誰が政権を担当していようが大変な仕事だ。 菅さんの対応を批判するのはとてもたやすいが、では他の誰なら、また自民党の政権だったら違っていたかというと私は全くそうは思えない。 今までだって、色んな災害があったけれど、歴代政権がうまく対応してほめられたという話はついぞ聞いたことがない。 ゴルフをやってたとか、妾と温泉にいたとか言う話はよく覚えているが。
能力を問題にするなら、じゃぁ誰ならましな仕事ができるのか、またどのように違う政策、施策をやるのか、そんな議論は殆ど説明しないで、ただやめろと要求するだけでは説得力はない。 復興には党派を超えた協力が必要だからと、入閣を打診されたときにも、谷垣さんは断っている。 興味があるのは政局だけ、復興ではないのは明らかだ。 もし不信任が通ったら谷垣さんはどうするつもりだったのか、なにも考えてなかったのではないか?
結局は、ただ政治を混乱させただけの茶番劇だった。
もっと馬鹿馬鹿しいのは、自民党が小沢さんら造反組と政界再編、大連立の交渉をしていたということで、これこそ開いた口がふさがらない。 政治家というのはこうも節操がないものか。 国難を利用して政権を取り戻そうとしたところが、逆に大きな墓穴を掘ったのではないかと私は思う。 選挙も政権交代もしなくていいから、谷垣さんは責任を取って自民党総裁を辞任するべきではないか。
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