2010年10月31日日曜日

2010.10.31 夏時間終了



久しぶりに祖母に電話した。 いつものように「今何時?」で始まったのだが、今までは7時間時差だったのが、今は8時間になっていることに気がついた。 そうなのだ、夏時間は昨日で終わり、今日から冬時間になったのだ。 ふとパソコンをみると、なんと勝手に切り替えを行っている。 会社支給のブラックベリーも時刻が切り替わっている。 腕時計やら、置き時計の時間は面倒だが、自分で設定し直さないといけない。

 朝晩の気温は4,5℃まで冷え込み、すでに冬のような気候になっている。 スーパーにはスペインから来たミカンが並んでいるし、南アフリカからきた柿も売られている。 味は日本と変わらない。 野菜は、日本固有の野菜はさすがに手に入らないが鍋をやろうと思えば、白菜(日本と比べるとやや小さい)、マッシュルーム(日本の立派な椎茸くらいの大きさも)、あとは鱈系の魚のフィレ、常温保管可能な紙パック入り豆腐などを買ってきて水炊きも出来ないことはない。 それなりに日本と同じ季節感を感じることもできるのだ。

余談だが、最近レストランで「北海道カボチャスープ」なるメニューをみてビックリしたことがある。 北海道のカボチャがここで有名とはついど知らなかったが、実はスーパーなどでもShiitakeだの、Kakiだの、日本語のまま表示されているものがある。 産地は韓国だったり、南アフリカだったり、色々。 実際に日本から来ている野菜さんはまだ見たことがない。  わざわざ日本語を使うことで、なんかブランド的なイメージが加わるのだろうか。
あと意外なのはわさびで、どこのスーパーでもワサビチップ(ポテトチップ)やら、ワサビ風味ドレッシングやら、ワサビのチューブそのものも売っている。 ただ、思った通り本わさびではなく、いわゆるHorse radish に色をつけたもので、あのツンとする刺激がなく、香りも大分弱い。

バーゼルの街は、いまオータムフェアとやらで、幾つかの広場で簡易移動式の乗り物(遊園地にあるようなもの)が登場し、飴などのお菓子、焼きソーセージ、焼き栗などの屋台がたっている。 秋祭りのような感じだろうが、この寒空に近所のバーゼル大学の構内も、屋台がひしめいている。 あと一週間くらいは続くらしい。


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