この人たちは洪水で流されているわけではない。
バーゼル名物、ライン川下りなのだ。
川辺の売店で売っている袋に着ていたものを入れ、浮き袋代わりにして川を下る。
これが、その浮き袋、通称Fischだ。
値段は2千円ちょっと。 色は、一番人気のオレンジの他に、レッド、ブルー、グリーンがある。
尾っぽのところを7回位折って、最後に両側のバックルを締めれば完全防水になる。
あとは、これに捉まって20分位流される。
泳いでいるひとは殆どいない。
今日のバーゼルは36℃。 先月までの寒い天候が嘘のように夏に突入している。
また、殆どのオフィスではエアコンがないので、川にでも飛び込みたくなる気持ちはよく分かる。 仕事が終わってから水着に着替え、服や靴をFishに入れて川にやってくる。
9時位まで、遊んで、売店でビールを飲みながら夕日を眺める。
なかなか風流な遊びだ。
ぷかぷかと浮かんで流されていると人を怖がらないカモが近づいてきて、和んでしまった。
これは、流れていいところを示した看板。 流れの速いところと、船が通るところは赤で示していて、泳いでいいところはブルーの部分。 川の中には、境界線を示すブイが浮かんでいる。
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